トレンド分析 trend analysis 2003 12 18
トレンドは、いつの間にか、変化している。
20年前、会議室は、まるで、霧がでたように、タバコの煙が多かった。
あの頃は、灰皿の奪い合いとなっていたが、
今では、灰皿は失業している。
今の会議室は、禁煙が多くなったとも聞きました。
お酒にも、変化があります。
ノンアルコールに近い、低アルコールビールが売れていますが、
それより、若者は、アルコールを飲まなくなったという統計も見ました。
持ち家には、変化があるのでしょうか。
今のところ、持ち家志向が主流派ですが、
賃貸派の動向は、どうなのでしょうか。
この前、知人と話していて、こんなことを言っていました。
本当の金持ちは、賃貸派だ。
土地を買って、家を建てることはしない。
住んでいて、あきたら、別の土地(街)へ移っていく。
そう言っていました。
確かに、時代時代で、輝いている街は、移っていきます。
今、時代の先端を行く街でも、20年も経てば、流行遅れの街となるでしょう。
東京には、かつては、時代の流行であった街が、
今では、さびれている街となった例もあります。
若者が、金持ちと同じ発想をするならば、
将来、持ち家志向と賃貸派の力関係が変るかもしれない。
20年前は、常識であった「酒とタバコ」が、
今では、常識ではなくなっている。